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岡山大学学術研究院医歯薬学域 放射線医学/岡山大学 放射線科

IVR Interventional Radiology

インターベンショナルラジオロジー(IVR)

IVR (インターベンショナルラジオロジー)とは、CT・超音波や血管撮影装置など放射線診断装置を用いて行う治療のことです。主に局所麻酔下に針やカテーテルを用いて行い、外科的手術に比べ低侵襲であることが利点で、患者さんの苦痛軽減、入院期間の短縮や費用の削減効果などもあります。
具体的な治療内容としては、肝細胞がんに対する肝動脈塞栓療法・肝動脈リザーバー留置術・ラジオ波焼灼療法、中心静脈カテーテル留置、血管狭窄に対する血管形成術・ステント留置術、肺や骨などの経皮的針生検、胆管に対するステント留置術、膿瘍に対するドレナージ術、動脈瘤に対する塞栓術、消化管出血・子宮出血・喀血など様々な出血に対する塞栓術、腎血管筋脂肪腫に対する腎動脈塞栓術、肺動静脈瘻に対する塞栓術、胃静脈瘤に対する硬化療法など多岐にわたります。その他に、血管腫・血管奇形に対する硬化療法や栓術、塞栓療法も行っており、全国で有数の治療経験を有しています。また、肺がん、腎がん、骨腫瘍などにもラジオ波焼灼療法を多数行っており、2012年4月より小型腎がんに対する凍結療法も行っています。
当科では月曜日から金曜日まで毎日午前中にIVR専門外来を開設し、外来および他科入院患者さんの治療についての御相談を受け付けております。2013年からはIVRセンターが設置されています。

ラジオ波による肝、肺、腎、骨軟部腫瘍の治療

マイクロ波による肺、腎など悪性腫瘍の治療

腎がん、骨軟部腫瘍に対する凍結療法

CTガイド下IVR用ロボットの開発

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日本IVR学会における症例登録データベース作成に協力しています

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