IVR Interventional Radiology
骨軟部腫瘍に対するアブレーション治療
悪性の骨軟部腫瘍に対して皮膚から針を刺して腫瘍を死滅させるアブレーション治療は、主に外科的切除・放射線治療・薬物療法が困難な患者さんを対象として、腫瘍を根治する目的や、痛みなどの症状を和らげる目的で行われます。当科ではラジオ波焼灼療法と凍結療法を行っており、腫瘍の部位・大きさ・症状に応じて適切な治療法を選択しています。
対象となる方
手術などの標準治療が困難、もしくは適さない原発性あるいは転移性骨軟部腫瘍の方が対象となります。適応は整形外科などの関連診療科と相談の上で判断しています。
治療内容
CTの台の上にあおむけまたはうつぶせで寝ていただき、CT画像で位置を確認しながら専用の針を病変に刺して治療を行います。骨の中に病変がある場合は、まずドリルで骨に穴を開け、その後に専用の針を進めて治療を行います。ラジオ波焼灼療法では熱で、凍結療法では冷却により腫瘍を死滅させます。
治療は基本的に局所麻酔で行いますが、必要に応じて硬膜外麻酔や全身麻酔で行うこともあります。治療時間は病変の数や大きさによりますが、2〜3時間程度が目安です。
治療後の経過
治療の影響による発熱や痛みが生じることがありますが、順調であれば治療後3日程度で退院可能です。退院後は外来で治療効果の評価を行います。
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