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岡山大学学術研究院医歯薬学域 放射線医学/岡山大学 放射線科

IVR Interventional Radiology

ホーム 診療について IVR 肺がんに対するアブレーション治療

肺がんに対するアブレーション治療

肺がんの標準治療は手術、放射線治療、薬物療法ですが、心肺機能の問題や併存疾患のため手術が困難な患者さん、あるいは手術を希望されない患者さんに対して、皮膚から針を刺して腫瘍を死滅させるアブレーション治療が選択肢となります。当科ではラジオ波焼灼療法、凍結療法を行っており、腫瘍の大きさや部位に応じて適切な治療法を選択しています。
当院は2000年代初期から肺腫瘍のアブレーション治療を行っています。近年の実施件数は診療実績をご参照ください。

対象となる方

手術が困難な、あるいは手術を希望されない原発性肺がん、および転移性肺腫瘍の方が対象となります。適応は、腫瘍の大きさ・個数・部位などから、呼吸器科などの関連診療科と相談の上で判断しています。

治療内容

CTの台の上であおむけまたはうつぶせに寝ていただき、CT画像で位置を確認しながら専用の針を病変に刺して治療を行います。ラジオ波焼灼療法では熱で、凍結療法では冷却により腫瘍を死滅させます。
治療は基本的に局所麻酔で行いますが、必要に応じて硬膜外麻酔や全身麻酔で行うこともあります。治療時間は病変の数や大きさによりますが、2〜3時間程度が目安です。

治療後の経過

治療後、発熱・咳・血痰などの症状が生じることがあります。その他に、気胸(肺から空気がもれる状態)などの合併症が生じる場合があり、病状に応じて治療を行います。順調であれば治療後3日程度で退院可能です。退院後は、定期的にCTや採血、呼吸機能検査などのフォローアップを行います。

症例画像

症例1:右原発性肺がんの症例ですが、治療を行うと、約半年後には腫瘍は死滅し瘢痕状となっています。

治療前

治療前

治療中

治療中

治療後

治療後

症例2:治療前のPETで黒くみられる両肺に多発する転移性肺がんの多くは、計3回の治療後のPETで消失しています。このように治療は繰り返して行うことができ、多発する病変の治療も可能です。

治療前

治療前

治療後

治療後
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